気合と根性の完済計画
川崎市の44歳のお客様ご夫婦が「マンションを買う!」とのこと。
住宅ローンの効率的な組み方や、完済資金の貯め方のご相談。
44歳のご夫婦は、「60歳か65歳までには完済したい!」とのこと。
実質16~21年の完済計画です。
3500万円、35年の住宅ローンを組むそうです。
毎月の支払いは92000円くらい。
管理費・修繕積立費で3万円くらい見込んでます。
ザックリ毎月12万円。
60歳時点での残債は1800万円弱です。
65歳時点での残債は1500万円弱です。
今までご主人の収入だけで生活してきましたので、奥様の復職の力は絶大です!
奥様が、毎月20万円程度の収入を得てきます。
その中から毎月約12万円を10年払いの貯蓄性保険に入れます。
これで、掛け捨ての保険を解約しても保障額は足りております。
保険料合計は10年で約1440万円(ドル建て保険のため為替の影響あり)。
老後の出費を抑えるための 「気合と根性」の完済計画です!
住宅ローンは、退職までに完済しないと、老後のマネープランに影響が出ますので賢明な計画です。
60歳時点で約112%(約1610万円)
65歳時点で約130%(約1870万円)
の貯蓄率が可能です。
10年で払い切っているため、54歳で払い込みが終了します。
その後は、放置するだけです。
銀行では難しい利率ですし保障まで付いてきます。
60歳~65歳の金利を比較して、繰上返済時期を見極めるのも良いと思います。
「え?だったら初めから60歳とか65歳までの住宅ローンを組めば良いのでは?」って思うかもしれませんよね?
低金利の昨今、住宅ローン控除を最大限に活用するだけで数百万円のメリットがあります。
基本的に、住宅ローン控除が適用される期間は、残債を4000万円以内を限度に残しておく方が良い場合が多々あります。
ある程度の柔軟性を持った資金計画が重要ですね。
「気合と根性」の先に明るい老後が待っていると思います!